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2007年6月13日 (水)

バカ野郎への手紙

いつも説教していた記憶しかないな。 本当に世話ばっかりかける奴だった。 

ミスしたお前のために頭を下げたあの日。 先輩に生意気な言葉使いをして引っ叩いてやったあの夜。 ピストで派手にクラッシュして白目むいて痙攣していたお前を抱き起こしたあの時。 初めて連れて行ってやった夜遊び。 全てが昨日の事のように思い出される。

覚えているか? お前は泣きながら電話をかけてきた。 ふるえる声でやっとしぼりだしたのは「彼女が死んだんですよ。 治ったら結婚しようって言ってたのに・・・」。  どんだけ辛い思いして、やっと立ち直ったのに次はお前か!  残された彼女に同じ思いさせるのか!?  本当にバカ野朗だ! 

今日はお前に説教してやろうと思って行ったけど出来なかったよ。 あまりに良い顔してるもんだから・・・。  聞いたよ、カーブを曲がりきれずに激突してから最後の力を振り絞って彼女に電話したそうじゃないか。 一言も喋れなかったみたいだけど俺にはわかる。 一言謝りたかったんだよな! お前は人一倍優しい所があるからな。

あんまり適切な言葉がみつからないよ。 短いけど色んな事を経験してドラマチックな人生になったな。 次に生まれてくる時は悲しい小説ではなくて、ハッピーエンドを選べよ。 笑顔が一番だから。 とりあえずゆっくり休めや。

p.s 何回か結構いいパンチいれちゃってゴメンな。 お前みたいに手間かけた連中の方が思い出に残っているよ。 お前の純粋な所とか好きだったぜ

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コメント

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

投稿: 済屋 | 2007年6月13日 (水) 22時44分

今回のこと、簡単な知らせは受けていましたが、こちらを読んで初めて、離れてる間に、彼にもさまざまな変化があったのだなと知りました。彼がもういないという事実をつい忘れて、彼の成長を祝福したい気持ちにさえなってしまった。たくさんの人に愛されてたんじゃないか。それなのに―――残念では済まされぬ、なんだかわからないが、悔しいです。

投稿: あわ美 | 2007年6月13日 (水) 22時48分

彼のことはなにも知らないけど、何だか泣けてきたよ。
死とは、肉体から魂が抜けていくだけのこと。
だから、存在しないわけじゃない。
だけど、、この物理世界では肉体の存在がホントに大きな影響を及ぼすね。。。
マミ犬や彼と交流のあったみんながハッピーに生きていくこと、
それで彼も新たな旅立ちにまっすぐ進んでいけるのでしょうね。
マミ犬!精一杯幸せになりなさいよ

投稿: あすか | 2007年6月14日 (木) 00時44分

三好経由でここきた。
教えてくれてありがとう。

実はあいつが抜け殻になってるときに一度会ってるんだよね。

ありがとうよ、ばかちん
おまえに会えて、一緒に走れて幸せだった。

投稿: よししげ | 2007年6月14日 (木) 17時34分

>みなさん
ありがとうございます。 やつも今頃あっちで反省していると思います。 人様を巻き込むような大惨事ではなく単独だったのが唯一の救いですね。

投稿: マミ犬 | 2007年6月14日 (木) 23時04分

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